文化財の紹介

仏祖正伝菩薩戒教授文(ぶっそしょうでんぼさつかいきょうじゅぶん)



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 「仏祖正伝菩薩戒教授文」とは、大変いかめしい名前であるが、もともとは師祖である曹洞宗道元禅師が、弟子の懐弉禅師に禅の極意を説かれたとき記された漢文体の教授文である。
 この古文書は、曹洞宗大本山総持寺(能登)の開祖である螢山紹瑾禅師が、元亨3年(1323)に、慧珠姉公に教授するときに自から書き記し、本来の漢文体の教授文を初めて仮名まじりの和文に書き改めたものである。
 海岸寺は、能登国羽咋郡酒井永光寺の末寺で、紹瑾の孫弟子月庵瑞瑾が康永元年(1342)に、越中国新川郡浜黒崎の海岸に開いた寺である。
 紹瑾の「教授文」は、月庵が海岸寺を開いたとき拝受したと思われ、以来海岸寺に伝えられている。
 この書は、横長の巻物となっており、紺地の菊花文の金襴で表装され、黒漆金蒔絵の状箱に収められている。


指定・種別 国・有形文化財(書跡・典籍・古文書)

員数 1巻

指定年月日 昭和41年6月11日

所在地 富山市梅沢町3-19-17

所有者・管理者 海岸寺

問い合わせ先 富山市教育委員会生涯学習課
076(443)2137

詳細関連情報 文化庁ホームページ「国指定文化財等データベース」